何度も繰り返し言っておりますが、スタッフにはそれぞれ得意分野が あります。手仕事得意、絵が得意、文章書くのが得意、写真なら任せ て、ものの整理に長けている、こまごました作業を黙々とするのが好 きなど、人それぞれ。なんにもできないという人はいません。自分で気 づいていないだけかも。 もともとは、一人で抱え込み、なかなかSOSが出せなかったという横 こわくなくなりましたと若い人に言われたのとコロコロ笑うNさん。あなた何でもメモするのね~と◆ 揺れを楽しむ ◆ 置いてあるだけで手にしたくなる案内をめざす! ◆ すきいまはほんとうにまちのリビングになれるか ◆ ありのままの等身大にもがく姿が人を動かす ◆ 得意分野活かして~みんなのできることを持ち寄って ◆ 自分が大変だった、こんなところで救われた~そんな思いが行動へ 質問:問題が起ったときはどうされますか? ◆ スタッフっていう呼び名はどうなんだろう? ◆ パック姿が夫を恐怖に突き落とした話 定番のすきいまの案内パンフレット、作成してから一度も改訂をしたことがありませんでした。もう少し、手に取りやすく、やわらかいイメージのものができないか、特に子育て層にアピールできるようなバージョンはできないかということで、可愛いイラストが得意なMさんにデザインをお願いしました。9月から職場復帰を果たした彼女ですが、時間があるときは立ち寄って、細かな調整依頼にも応えてくれました。 「くつろげる~」「手作り感がいいよね~」「木がふんだんに使われているからぬくもりがある」と褒めてもらうのはとてもうれしい。褒めて育ててもらうのは素晴らしいけど、いい気になってメンテナンスを怠るとえらいことになってしまうのは、人もおうちもすきいまも同じです。気持ちの良い空間を維持していくためには、気づいた人が声をあげること、動くこと。もちろん、空間は人がいないと成り立たない。人が来てくれないとリビングにはならないんですが。 居場所づくりに関心がある、誰かのために何かをしたいという方のお話を伺うと、皆さん、自分が大変だった、こんなことに助けてもらった、こんなものがあればよかったというご自身の体験が原点のようです。そんな思いをつなげられることができたらいいですね。 ずっと懸案になっている呼び名の件。立ち寄る人もなんて呼べばいいのかな。お客さまではないし、利用者さんもおかしいな。大阪芸術大学生の授業でも問題提起。Y先生がおっしゃるように、どんなふうな呼び方にするかを考えることは、すきいまをどんな場所にしていきたいか、すきいまに関係するすべての人が考えることかも。 合唱団の練習のあと、時々立ち寄ってくださるNさん。「いつも聞き上手なあなただから、なんでも話してしまうのよ。」といろんな楽しいお話をしてくださいます。舞台に立つこともあるからいつまでも若々しくいたいと美容にも気を遣っていらっしゃるNさん。ほんとにきれいな肌をされています。そんなNさん、おうちで寝る前にお顔をパックし、顔にシートを貼ったまま、歩いていたら、(寝ているはずの)夫と遭遇。かなりびっくりされたそうです。自分のこと(装いなど)を見て、年を取ることもいつも言われる私のとっておきのネタ元です。私がいつもアンテナをはっている「面白い」「センスのいい」「役に立つ」話をこれからも提供いただきたい! えりちゃんゆるのびストレッチで筋力アップに役立つ片足立ちが話題になったときです。ぐらぐら揺れても、無理に静止しようとしない、逆にそれは体に負担となってしまう、揺れてるな~と思いながら、その揺れを楽しむくらいがいいと言われました。よく考えると、これって私たちの生きる姿勢に通じることではないでしょうか。そう思ったのは、かわら版でも紹介した奈良東吉野村にある「人文系私設図書館 ルチャ・リブロ」の青木新兵さんが対談でおっしゃっていた言葉を思い出したからです。 ※青木さんは、効率や経済的な利益を求める社会が求める生き方は自分たちを幸せにしないと東吉野村に夫婦で移住された方です。 生物としての人間と精神を持った人間と両方を持っている私たちはもともと矛盾を抱えて葛藤する揺れ動く存在である。人はもっと不安定でいい。ぼろが出てもいい、一貫性がなくてもいい、むしろきちんと「不安定な状態があること」こそ、自然な状態ではないか、ぼくたちは、これまで「安定」を求めるあまり、足を踏ん張り掴まれそうなものにしがみつくことで身動きが取れなくなっていた。 『彼岸の図書館~ぼくたちの「移住」のかたち』/著:青木真兵・海青子/出版:夕書房より要約 子どもたちが遊び、くつろぎ、学ぶ居場所を作っている「NPO法人モモの木」さんに「ここいい」のスタッフとして見学してきました。 代表の横尾さんへの質問の中から 質問:(活動のなかで)目指す方向性をなかなか理解してもらえず、ぶつかってしまう人とはどう向き合いますか? 横尾さん:自分の信念はきちんと話します。それでもわかってもらえない場合、去っていく人があっても致し方ないと思います。 横尾さん:どうしよう!と叫びます(というかいつもどうしよう?ばかり言っています)。そうすると誰かが助けてくれる、そして自分が間違っていたら、素直に謝ります。 尾さんだそうです。完璧なものを提供するというより、悩んでいてもいい、あたふたしてもいい、なんとかしようとじたばたしていながら頑張っている姿が人のこころを動かすのかもしれません。 気軽に参画できる社会貢献の機会づくりとして ベルマークの回収をはじめました。 集まったベルマークは大阪狭山市立東幼稚園PTAさんで活用していただきます。 あみものデー参加の方とのおしゃべりがきっかけで東幼稚園PTAさんにつないでいただき、すきいまでのベルマーク回収が実現しました。すきいまに立ち寄るきっかけにもなるといいな。 すきいまで参画♪ ベルマークの回収 すきいまの日常あれこれ すきいまのおかしすぎる~ すきいまのふむふむ。
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