すきいまスタッフ通信 2023年3月号
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先生を理解する一助になるかもとSさんが購入したのが秋田道夫さんの 著書『自分に語りかけるときも敬語で』が、またまたすきいまで静かな話 題に。縦書きやら横書きやらあってようわからん本!というなんともSさ んらしい感想に、読んでみたいという私とNさんが飛びついた。「きげん よく、日々を送るための哲学」というサブタイトルに、いつもおだやかで、 どんなことも否定せず、相手を全面的に受け入れるY先生の笑顔が重な りました。人、本、それをめぐってお互い思いを話すという時間って豊か です。 著書より、刺さったフレーズを紹介(私の独断です)  みんなが好きな人ってどんな人?仕事ができるかどうかなんて気 行政や外部団体とのつながりが少しずつ増えてきたおかげか、活動や 取り組みの案内などいただくことが増えました。チラシ等は黒板に貼った り、外に置いたり。興味深く見てもらい、その話題でお話することも。モノ も、プラレールや本も、特にご近所さんから、持ってきていいですか~と のお申し出が多くうれしい悲鳴。もちろん、何でもかんでもとはいかない けど、それだけすきいまが認知されてきたあかしと、基本ありがたくいた だき、定期的に整理し、必要な方にお譲りできる仕組みも整えていけた らと考えています。 ★ 子どもは大人が思っている以上に勝ち負けにこだわる 予想通り、カルタ大会は大盛り上がり。大人たちは、子どもたちの実力と 本気度にタジタジ。いちばん驚いたのは、負けたくないという子どもたち の強い気持ち、時にはズルいことしてでも勝ちたがる。とても判断しかね る状況で大人ならまあまあいいじゃないというところも、涙をためて怒っ たり、悔しがる子も。年齢差や普段の関係やら、実はいろんな事情が絡 み合っているのですが。状況を冷静に判断、受け入れ、相手を思いや り、時には我慢と、成長過程で大切ないろんなことを子どもたちは学ん でいます。子ども対象のイベントでの対応の難しさを痛感しました。 ★ ターゲットはファミリー!? 男性が立ち寄るきっかけを考えることはずっと課題でした。参加の現状 をみると、川柳のKさん、レコードのSさん、島根のIさんとリピーターもい ます。休日オープンするとファミリーで立ち寄る方人も見られ、子育て層 にはファミリーで来てもらえるきっかけをつくるのもよいのではないかと 感じています。まずは祝日のオープンを充実させて、時間帯や週末オー プンについても考えていきたいですね。 ★ デイサービスではなくて行けるところがあれば 一人暮らしの91歳のNさん。杖なしで颯爽と歩かれる姿はとてもそんな お年に見えません。デイサービスも経験したけど、物足りない、私にはま だ必要ない、でも家にこもっていたらあかん、どこへ行けばいいのかと。 たしかにそんな人は多いかも。若い人と同じことはできないけど、介護 サービス未満のかた。そんな方が有意義な時間を過ごせる機会を 提供できたらと思います。ボランティアしていただくこともできるかも! ★ 切っても切っても~人はどこまで、見えている「その人」なのか~Y★ 名前がわからないことで苦労しています 個人情報保護ってど★ すきいまは「健全な昼間のスナック」みたい~私たちは「ママ」? ★ モノも情報も集まってくる~すきいま「モテ期」到来か? ★ 「ありがとう」と言われることは素晴らしい by 大重さん ★ なんでもわかってもらわないとあかんのかなあ。どうしてもわからないことだってあるしそれでもいいのでは by Nさん ★ お休みの日くらい妻をのんびりさせてあげたい。平日忙しい彼女だから byお子さん二人を連れて遊びに来たパパさん  世間知らずとは 人にある感情の機微を理解できない人  おおむねのことは否定しない。感性のとびらが締まりだすから ここなんだろうと思って入ってきたというお仕事お探し中の方の言葉です。福祉関係に関心があるという彼女、福祉関係といえばOさん!ということで、話が盛り上がりました。最後に、いろいろ話を聴いてくれるここってスナックみたいですね~と言われ、一瞬なんのことかと私たちは唖然。いやいや、変な意味はなく、誰もが気持ちを吐露できるところからだそうです。うれしい誉め言葉かも。スナックなら、私たちは「ママ」ってこと? うよ~ 今後どうするか検討要なのが、立ち寄られた方のお名前記入。名前を知ることでお互い距離を縮められるけど、強制はできないし、日々の日誌やこの通信にも名前を明記することはできず、その方を示すのにいつも苦労しています。ちなみに何度か通信にも登場している合唱のNさん、私は名前を把握しているのですが、Nさんは私の名前を覚えていなかったことが発覚。あんなに何時間もいろんな話をしている仲なのに!です(笑)。また、いつもレコードを聴きに来られるオジサマ。実は名前を聞いたのはつい最近。ようやくお名前を呼べるようになりました。 福祉の仕事経験者のOさんが、改めて福祉の仕事の意義を考えてつぶやいた言葉。世話をしてあげた人がこころから喜んでくれ、感謝の言葉をくれる。そんな瞬間って日常では意外とない。福祉の仕事の魅力はそんなところにあるのかもと。そんなOさんですが、ある時期、福祉の仕事をしている自分に自信がもてない、誇りが持てない、意義が見いだせないことがあったそうです。そんなとき、Iさんがかけてくれた言葉~人の人生を見ることができていいじゃない~に救われたそう。そういえば、居場所の ボランティアも、同じかもしれません。いただく感謝の言葉と自分とは違う人生を垣間見る機会があること。 ジェンダーの視点から女性の抱える大変さを男性にも理解してもらうため、今、いろんな取り組みがなされているという。なんと生理の痛みの疑似体験までできるそうだ。経験してないからわからないことはたくさんあるが、すべてを体験できるわけでもなし、そもそもなんでもわかってもらわなあかんのかなあ。実体験することで理解でき、行動につながるのは素晴らしい。でも実体験が絶対だろうか。できないことは想像力を働かす。心を寄せる。まずわかろうとする気持ちが大切なのでは。それなら男性だって大変さを抱えている。女性もそれを体験しろと言われたら?~お互いそんなにやりあわなくてもいいのでは。 こんな人と結婚したかった~と昭和の夫を持つ人は多いかもしれません。子どもへの声かけ、手慣れた世話の仕方に、ほんとにすごいイクメン(もう古い?)と感心しかない。 先生を考察 にしている人はほとんどいません。愛想がよくて、よく気がついて、時々お土産をくれる人です。 素敵なつぶやき~メンバーや立ち寄られたかたから すきいまの日常あれこれ すきいまのおかしすぎる~

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