機関誌いずみ2022年8月号特集ページ

500号記念「機関誌いずみ」の歩み

 「機関誌いずみ」は組合員のみなさまに支えられ、500号の発行を迎えました。今月号では、今までの「機関誌いずみ」をプレイバック。大切にしてきたことを、過去の記事からふりかえりながら、組合員のみなさまのメッセージとともにお伝えします。

機関誌いずみプレイバック

1974年
第1号 1974年11月いずみ市民生協の誕生

創刊号では、いずみ市民生協の創立総会について書かれています。
いずみ市民生協は、オイルショックによる物価狂乱の中、くらしを自分たちで守るため、主婦たちが「仮出資金」を出しあい、トラックを購入し共同購入を始めました。その後、11月5日に創立総会が開かれました。第1号から組合員が編集に携わり、制作をしていました。

1976年
第16号 1976年7月「機関紙いずみ」の誕生

組合員から名称を公募し、「機関紙いずみ」となりました。
※ちなみに、いずみ市民生協の「いずみ」には、「湧き出ずるいずみのように、生協を発展させていきましょう」という願いが込められています。

1991年
特集号 1991年6月黒柳徹子さんインタビュー

ユニセフの親善大使を務められている黒柳徹子さんに、ユニセフの活動や環境、平和のことをお聞きしました。

表紙をWEBでご覧いただけます。

1993年
第190号 1993年3月特集大石又七さんインタビュー

第五福竜丸の元乗組員である故大石又七さんのインタビューを掲載しています。当時の被爆体験や核兵器の脅威、平和の大切さを伝えていただきました。

1998年
第242号 1998年4月組合員投稿のレシピのはじまり

組合員からの「かんたんレシピ」の掲載がスタート。

2000年
第261号 2000年1月機関紙いずみがフルカラーに

2000年1月より、フルカラーの16ページの冊子となりました。また交流のページ「メールスペース」が始まりました。

2005年
第313号 2005年4月「機関紙いずみ」→「機関誌いずみ」に

2012年
2012年~部内作成の開始

事業の多様化など、地域社会の中で生協の期待も大きくなり、対外的な広報を強化するため部内作成を開始しました。

2014年
第408号 2014年11月イメージキャラクター「とまとちゃん」デビュー

2022年
第500号 2022年8月現在の機関誌いずみ

未来へむけて、さらに充実させていきます。

機関紙委員会の組合員によって作られた「機関誌いずみ」

機関誌いずみは、創刊号から2011年までの37年間、組合員で構成する機関紙委員会が編集していました。委員自らが商品や、くらしに役立つ情報、読者が参加する紙面づくりをめざし、企画・取材・編集活動をすすめました。

元機関紙委員さんへインタビュー

機関紙委員の活動をふりかえって、感想をどうぞ!

商品をテーマにした特集では、全国の産直産地を取材しました。生産者の商品に対する思いやこだわりを聞けたこと、またそれを紙面でどのように伝えるかをみんなで話し合ったことが印象に残っています。 Fさん

特集記事の取材を通して、自分の知らない世界を知ることができました。取材したことを組合員さんに正確にわかりやすく伝えるため、一生懸命調べたことで知識が広がり、学習になりました。 Hさん

「私の戦争体験」の編集では、戦時中のくらし、戦争の悲惨さ、平和を願う想いなど、貴重なお話を聞き、それを文章に起こす作業をしたことが今でも印象に残っています。 Fさん

「私の戦争体験」機関紙委員会では、1979年の第1号から2011年の第33号まで編集、作成をしていました。

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少しでも楽しく機関誌を読んでもらおうと、みんなで話し合いを重ねました。どんな特集記事にするかや、クロスワードパズルや漢字クイズ、まちがいさがしなどを考えました。楽しくもあり、難しくもありました。 Eさん

機関紙委員会が作成したクロスワードパズル(2001年11月号)

取材、文章の編集や作成など、初めての経験でした。忙しくもあり、充実した日々でした。 Hさん

記事を書く際、どう表現したらいいか、とにかく悩みました。みんなで議論を重ね、やり遂げたことで達成感が味わえました。 Hさん

一から記事を書く作業が大変でしたが、みんなで1つの冊子を作り上げていくことがとても楽しかったです。毎月、冊子ができたときはとてもうれしかったです。 Hさん

機関誌いずみが大切にしていること

1. 組合員とともに~組合員といずみ市民生協を結ぶ情報誌~

読者である組合員の声をいただきながら、組合員といずみ市民生協を結ぶ情報誌として、発行しています。

2. 組合員のニーズや知りたいに応えた特集記事

食の安全、商品、平和、環境、健康など、くらしの関心事や、組合員からの要望、生協の取り組みについての特集を掲載しています。

3. 組合員の交流を大切にする機関誌

機関誌いずみは組合員同士の交流を大切にしてきました。どのようなコーナーがあったのか一部ご紹介いたします。

『ゆずります、ゆずって下さい』

各家庭の不要なもの、必要なものを組合員から募集し、掲載していました。人気のコーナーで1990年代後半まで約20年間親しまれ、活用されました。

『教育相談』

1990年代、組合員からの子育て、教育に関する悩みを募集。専門家の先生にアドバイスをいただき、掲載をしました。

『モニタールーム』

機関誌モニター※の組合員から寄せられた声、アイデア、おすすめスポットや、くらしの豆知識などから作られた交流ページです。
※機関誌モニター制度は、2020年5月で活動を終了しました。

『みんなで交流!メールスペース』

みなさまからのおたよりで交流するコーナーです。日常の何気ないエピソードやテーマトーク、レシピ、お気に入り商品などを募集し、誌面で紹介しています。

4. 「いつでも」「どこでも」見られる機関誌へ

2021年より、特集記事のスマートフォン、タブレット用ページをWeb上で閲覧できるようになりました。紙だけではなく、Web上でも手軽に見ることができるようすすめています。

500号記念!機関誌いずみへのメッセージ
読者の組合員さんよりメッセージが届きました。

これからも600回、700回と続くように楽しみにしています。

飾らない、身近な組合員さんの気持ちがわかる、メールスペースが楽しみです。これからも、継続してください。

500号おめでとうございます。SDGsのコーナーを読んで、カタログ、内袋、牛乳パック、たまごパック、発泡トレーを出すようになりました。少しでも協力できることはしていこうと思います。

伝えたい記事は、なるべく簡潔に読みやすくしてください。

毎月ためになる特集をしてくださり楽しみにしてます。レシピもいつもおいしそうです。みなさんの声も聞けて参考にしてます。投稿もでき、自分が載るかもとドキドキするのも楽しみです。

毎月届く「いずみ」で食、環境、子育てなどいろんなことを教えていただきました。以前と違ってパソコンやスマートフォンなどでいろんな情報を得ることができますが、身近で生活に必要な情報をお願いします。

生協は商品を届けてくれるだけではないことを教えてくれます。食のこと、環境のこと、子育て・介護のこと、これからもいろいろ教えてね!

メールスペースにはこれまで数回載せていただきました。31年間乗った自転車のこと、それ以上使っている圧力釡のことなどでしたが、2つとも亡き母に結婚祝いで買ってもらったものでした。母にも掲載記事を見せて喜ばれたことが思い出されます。

500号おめでとうございます。特集記事はもちろんですが、日々の生活の参考になる記事もたくさん載せてくれているので楽しく読ませてもらってます。これからもクスッと笑えたり、すっごく真面目だったりいろんな内容、楽しみにしてます!

初めての組合員活動は機関誌モニターでした。モニター交流会では色々なお話を聞きとても勉強になりました。私の視野を広げるきっかけを作ってくれた機関誌に感謝です。
※モニター交流会…機関誌モニターのみなさまとの交流や学習会を年に数回開催していました。

ここに掲載させていただいた方のほか、多くの方からメッセージをいただきました。ありがとうございました。

これからも組合員のみなさまとともに

 機関誌いずみは、2030年ビジョンに掲げている「もっとちかくにずっとそばに」のとおり、組合員に寄り添い、ご意見、ご感想をいただきながら、みなさまと歩んで参ります。今後ともどうぞよろしくお願いします。

500号記念 プレゼント500企画

漢字バラバラクイズ(2004年1・2月号より出題)

機関紙委員会が作成したクイズにチャレンジ!

3つの漢字を構成している部分がバラバラになっています。部分を集めて漢字をつくり、ならべかえて3文字の単語にしてください。
(ヒント:お正月の風物詩のひとつ)

※こちらのクイズの正解者もプレゼント500企画の対象といたします。詳しくはP13へ。

応募はこちらから