第52回通常総代会を開催しました

今月の特集

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2026年6月16日(火)、第52回通常総代会が開催され、総代519人中507人(本人出席中364人、書面出席143人)と一般組合員14人が出席しました。大阪府府民文化部男女参画・府民協働課課長補佐の道上様より、吉村洋文大阪府知事からの祝辞の披露、堺市立消費生活センター所長の深川様より、永藤英機堺市長からの祝辞の披露、大阪府生活協同組合連合会の大江会長理事よりごあいさつをいただきました。また、90人のご来賓のみなさまにご臨席いただきました。
総代会では6つの議案が提案・討議され、採択の結果、すべての議案が賛成多数で可決されました。

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理事長あいさつ(要旨)

理事長 勝山 暢夫

現在、世界では対話と外交よりも、軍事力による力の誇示が優先される傾向が強まっています。国際社会が法との対話を基礎にするのか、それとも力と破壊を優先するのかという根本的な選択が、今、問われています。私たち生協は「平和とよりよい生活のために」を理念に掲げ、2026年NPT(核不拡散条約)再検討会議でも、日本被団協とともに被爆者の声を世界に発信するサポートを現地で行ってきました。今後も核兵器廃絶と平和な世界の実現を求める声を、地域から力強く発信し続けます。

事業におきましては、この先も組合員の皆様の声に応え続けることができるよう経営基盤の強化を図るため、わかやま市民生協との合併に向けた準備をすすめることを本総代会で提案いたしました。本件につきましては、11月の臨時総代会にて最終的なご判断をいただく予定です。

また、日々のくらしにおいては、中東情勢の緊迫化などの影響から今後も食品の値上げが続く見込みです。生活の厳しさが増す中、組合員のくらしを守る生協としての役割を最大限に発揮できるよう、より一層努力してまいります。

2025年は「国際協同組合年」でした。国連は協同組合に大きな期待を寄せ、10年ごとに国際協同組合年とする決定をしました。私たちもこの期待に応え、皆様一人ひとりの参加と連帯を力に、地域からよりよい社会を築く歩みを共にしてまいります。

議案採決結果

    賛成 保留 反対
第1号議案 2025年度 活動報告・決算報告・剰余金処分案承認の件 多数 1 0
第2号議案 2026年度 活動方針・事業計画・予算および役員報酬決定の件 多数 3 1
第3号議案 わかやま市民生活協同組合との合併に関する件 多数 17 6
第4号議案 定款の一部変更の件 2/3以上の多数 1 0
第5号議案 組合員除名の件 2/3以上の多数 0 1
第6号議案 議案決議効力発生の件 多数 0 1

※第1・2・3・6号議案は出席総代の過半数、第4・5議案は出席総代の2/3以上の議決により可決。

総代会では、議案に対して、110人の総代から122件の意見が寄せられました。

当日は、下記の11人の総代から発言がありました。

総代氏名
(敬称略)
発言テーマ
総代氏名
(敬称略)
発言テーマ
蟻田 晶子 「eフレンズ ぱくぱく献立くん」について
篠尾 公代 平和の大切さ
中野 美佳 「高齢化社会の見張り番」として・・
夏川 裕子 環境の取り組みについて
曽我 尚美 宅配事業について
福山 泉 組合員活動
立花由美子 宅配事業について
八十川広子 コープクラブPlus
芝野 稚絵 店舗事業における積極的な新規店舗出店および既存店の機能強化について
島田 克枝 わかやま市民生協との合併について
酒井 聡子 新物流センター構想について
総代氏名
(敬称略)
発言テーマ
総代氏名
(敬称略)
発言テーマ
蟻田 晶子 「eフレンズ ぱくぱく献立くん」について
中野 美佳 「高齢化社会の見張り番」として・・
曽我 尚美 宅配事業について
立花由美子 宅配事業について
芝野 稚絵 店舗事業における積極的な新規店舗出店および既存店の機能強化について
篠尾 公代 平和の大切さ
夏川 裕子 環境の取り組みについて
福山 泉 組合員活動
八十川広子 コープクラブPlus
島田 克枝 わかやま市民生協との合併について
酒井 聡子 新物流センター構想について

2025年度 取り組んだこと

2025年の総事業高は1,065.8億円(予算比99.1%、前年比101.4%)、
組合員数は57万5,028人(計画比99.9%、前年比101.0%)となりました。

1商品
  • 組合員と一緒に開発・改善・普及したコープさんシリーズ(いずみ・わかやまオリジナル商品)を新たに5品(累計10品)開発しました。
2宅配事業
  • 商品案内におすすめ商品を紹介する「Table Art【バス推し】」のページを設けました。
  • 宅配の登録者は、253,932人(計画比98.1%、前年比98.9%)となりました。
3店舗事業
  • 5月にコープ岸和田店、2026年2月にコープ泉佐野店をリニューアルオープンしました。新店で好評だった商品を、他の店舗にも導入しました。
  • ご自宅とコープのお店を無料送迎する「コープのらくらくショッピングカー」は、コープ富田林店でサービスを開始しました。ご利用者は8店舗で、のべ49,370人(前年比112.5%)となりました。
4組合員活動
  • 組合員活動施設として「まちのリビングたかしのはま」(高石市)に続き、「まちのリビングやお」の開設準備をすすめています。
  • (一社)なにわフードバンク"しっかり食べや"の設立・運営に参加し、ボランティア募集やフードドライブ活動に協力しました。9月から、エリア内の子ども食堂や福祉施設などへの配布登録の受け付けが始まりました。
5SDGsの達成に向けた行動
  • コープ富田林店を「電気由来のCO2排出ゼロの施設」に転換しました。コープいこらも~る泉佐野店を除く11店舗、3つの物流センターの電気由来CO2排出量がゼロになりました。いずみ市民生協全体の電気使用量の68.1%が電気由来のCO₂排出ゼロとなりました。
6平和の取り組み
  • たべる*たいせつミュージアムの来館者に「みんなでつくる へいわのことば」を募集し、メッセージボードとして掲示しました。
  • コープのお店では、「平和」「未来への希望」「子どもたちの明日」を願うメッセージを書いた折り鶴が29,850羽集まりました。これらは店舗の従業員が広島へ届けました。

2026年度 取り組むこと

2026年度は、第15次中期3か年計画(2025年度~2027年度)の2年目として、総事業高は1,107.8億円(前年比103.9%)、経常剰余金は38.0億円(総事業高比3.4%、前年比87.5%)をめざします。

1商品
  • 産直産地を拡大するとともに、産地との交流を深め、安全安心でおいしい生鮮食品を求める組合員のニーズに応えます。
  • メーカーとのつながりを大切に「おいしさ」と「利用しやすい価格」を追求したコープさんシリーズを、組合員と一緒に開発・普及していきます。
2宅配事業
  • これからのくらしに合った "新しい宅配" の仕組みづくりをすすめます。
  • アプリでもっと簡単・便利に注文したり、お知らせを受け取れるようにします。誰もが使いやすい、デジタル中心の宅配へと発展させていきます。
  • より注文しやすいサイトをめざし、2027年に向けてeフレンズのリニューアル準備をすすめます。
  • 配送曜日や時間の変更希望に応えられるよう、配送コースの見直しをすすめます。
3店舗事業
  • 商品の美味しさを体感できる試食会などを開催します。
  • オリジナルメニューの開発をすすめます。
  • 2026年4月、堺市西区にコープ津久野店を出店しました。
  • 2027年春のオープンに向けて、泉南市で新店の準備をすすめます。
4夕食宅配事業
  • 「サラダ」の取り扱いを3種類から5種類へ増やします。
  • 4月より、土日用の冷凍おかず、「やわらか食」(2食セット)の提供を開始しました。また、7月より、新商品「ランチ」の提供を開始します。
5SDGsの達成に向けた行動
  • 食品廃棄物の発生を抑制するとともに、食品リサイクル・ループやフードバンク等の取り組みを通じて、食品ロス等の食品廃棄物の削減と有効利用をすすめます。食品リサイクル率は、65%をめざします。
6SDGsの達成に向けた行動
  • 行政と連携した「めばえバッグ」「はじまるばこ」「見守りおむつ定期便事業」「地域子育て支援拠点事業」を通じて、安心して子育てができるまちづくりに参加します。

122件の
「議案へのご意見」が
寄せられました。

専務理事 久保 幸雄

答弁より
専務理事 久保 幸雄

宅配のサービス向上とデジタル化の推進

eフレンズ内にある「ぱくぱく献立くん」は、毎日の献立に悩む組合員に宅配を便利に活用いただくために導入しました。2027年7月には、注文アプリを刷新し、日々の献立のお手伝いをしていく予定です。また、デジタルに不慣れな方もおられる中で、「生協のサポートが注文書からネット注文への変更の後押しになった」との声も参考に、今後デジタルの推進をすすめてまいります。

高齢者支援と配送環境の整備

「高齢の親が注文しすぎて困る」などご家族からの相談が増えています。ご家族による注文修正や第2連絡先の登録など、ご意向に沿った対応を強化し、行政等と連携した取り組みもすすめます。
また、配送担当者に対する温かいお声に感謝するとともに、深刻なドライバー不足の中、委託先を含めた人材確保と働きがいのある就業環境整備をすすめます。

店舗事業と新物流センター構想

「近くに生協のお店がほしい」との声にお応えするべく、今後も条件を見極めながら物件確保と出店に努めます。店舗は、商品、システムやサービス、清潔感、接客品質など、地域の方の圧倒的な支持が得られて、はじめて成立する事業です。「既存店を含めた生協店舗の存在価値を高め続けて」とのご期待にお応えできるよう取り組んでまいります。また、宅配・店舗の新物流センターは、省人化・自動化による効率的な運営と、ライフスタイルに合ったサービスをめざして準備をすすめます。

平和について

平和が脅かされる世界情勢の中、平和を求める世論を高めることが重要と考えます。生協では、次世代を担う若者の学びと参加の場を広げるため、「私の戦争体験」の学校での活用、「高校生沖縄特派員による新聞づくり」、ヒロシマ・ナガサキ平和の旅に取り組んでいます。今後も組合員や職員の参加が広がるよう取り組んでまいります。

わかやま市民生協との合併について

人口減少や競争激化、システム・物流投資の高額化など事業環境が厳しさを増す中、組合員の声に応える事業・活動を将来に渡り持続していくために、両生協ともに経営が健全で体力がある「今」、将来を見据えた前向きな選択として合併協議を重ねてきました。
「組織が大きくなることで声が届かなくなるのでは」とのご不安も当然です。両生協がこれまで大切にしてきた「組合員の声を聴く」姿勢を堅持し、大阪、和歌山の地でよりよいくらしを築ける生協に発展させる決意です。合併に伴う課題も存在しますが、一つひとつ解決してまいります。

2025年度の総事業高は1,065.8億円、経常剰余金43.4億円を確保いたしました。
役職員一丸となって今後も邁進していくことをお約束し、答弁とさせていただきます。

わかやま市民生活協同組合との合併について

いずみ市民生協とわかやま市民生協は、創立以来、長年にわたり商品・物流・情報システム共有など、一体的な取り組みをすすめてきました。厳しい事業環境のもと、両生協が培ってきた連携をさらに発展させ、1つの生協として経済合理性を追求することが、持続可能な事業運営と地域のくらしを支える役割に大きく貢献できると考え検討してきました。
秋の総代懇談会・春の新旧総代懇談会で出されたご意見、両生協による合併協議会での議論も踏まえ、本総代会にて以下の内容を提案し、賛成多数で採択されました。

  • 2027年4月1日の合併をめざして準備をすすめること
  • 最終議決のために、2026年11月に臨時総代会を開催すること

2025年度 事業の結果

総事業高は1,065億8,855万円、経常剰余金は43億4,134万円となりました。

  金額 計画比
供給高 1,001億40万円 99.4%
宅配事業 669億8,003万円 99.2%
店舗事業 299億2,266万円 100.4%
夕食宅配事業 16億8,354万円 100.2%
サービス事業等 15億1,416万円 86.0%
福祉事業収入 9億8,569万円 84.2%
その他事業収入 55億245万円 96.7%
物流センター使用料収入 17億7,972万円 95.2%
保障事業収入 9億2,230万円 95.1%
広告掲載料収入 8億3,745万円 98.5%
太陽光発電収入 5億6,242万円 108.2%
宅配サービス料収入 5億4,612万円 87.8%
不動産賃貸収入 4億3,533万円 99.4%
サービス事業等 4億1,908万円 99.8%
総事業高 1,065億8,855万円 99.1%
経常剰余金 43億4,134万円 103.4%

2025年度経営結果

経常剰余金 43億4,134万円
特別利益 1億956万円
特別損失 1,180万円
税引前当期剰余 44億3,909万円
法人税等 11億1,500万円
法人税等調整額 1,199万円
当期剰余金 33億1,210万円
当期首繰越剰余金 17億9,021万円
当期未処分剰余金 51億231万円

剰余金処分計算書
2025年度当期未処分剰余金は、51億231万円となりました。

法定準備金 生協法の定めにより、9,312万円を積み立てます。
利用分量割戻金(供給事業)※ 4億8,719万円を利用分量割戻します。
・宅配事業、カタログ通販事業については、年間利用高(税抜)の0.7%とします。
※ただし、コープのお買物便、コープの夕食宅配、コープでんき、コープのタブレット、コープのガソリンカード、コープの補聴器、コープのネットスーパー、コープの葬祭・コープガス・コープLPガス・チケット等の各種斡旋サービス、各種手数料は除きます。
出資配当金※ 1億4,731万円を出資配当金に充て、期中平均出資口数金額の0.9%(税引き後0.71622%)で行います。
任意積立金  
①事業施設開設積立金 ①政策的な施設開設投資に備え、10億円を積み立てます。
②システム開発積立金 ②政策的なシステム開発投資に備え、15億円を積み立てます。
次期繰越剰余金 18億7,467万円を次期に繰り越します。生協法の定めによって、教育事業等繰越金2億円を含んでいます。

※個人別の割戻金の詳細については、「剰余金の割戻金の個人別計算書」で通知させていただきます。

2026年度 事業計画

総事業高は1,107億8,000万円、経常剰余金は38億円をめざします。

  金額 前年比
供給高 1,040億1,900万円 103.9%
宅配事業 681億円 101.7%
店舗事業 327億円 109.3%
夕食宅配事業 17億3,000万円 102.8%
サービス事業 14億8,900万円 98.3%
福祉事業収入 10億2,700万円 104.2%
その他事業収入 57億3,400万円 104.2%
物流センター使用料収入 18億9,100万円 106.3%
保障事業収入 9億4,700万円 102.7%
広告掲載料収入 8億6,100万円 102.8%
太陽光発電収入 5億8,600万円 104.2%
宅配サービス料収入 5億6,400万円 103.3%
不動産賃貸収入 4億4,900万円 103.1%
サービス斡旋、施設賃貸収等 4億3,600万円 104.0%
その他 6,200万円 94.0%
総事業高 1,107億8,000万円 103.9%
経常剰余金 38億円 87.5%

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