新年のご挨拶

大阪いずみ市民生活協同組合

理事長勝山暢夫

謹賀新年

新春を迎え、組合員のみなさまならびに、ご家族のみなさまのご健勝と、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息を心から祈念いたします。
また、お取引先や関係諸団体のみなさまには、日頃より、生協の事業・活動へのご理解、ご支援をいただき、厚くお礼申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し、１００年に一度と言われる公衆衛生上の危機をもたらしました。感染拡大防止のためのマスクの着用にはじまり、「ステイホーム」や、「ソーシャルディスタンス」という聞きなれない言葉が定着し、仕事も学校もリモートワーク・リモート授業と、日常生活のあり方、過ごし方が大きく変わりました。同時にこのコロナ禍によって、家族や友人はもとより、人と人のつながりの大切さ、思いやりの大切さに改めて気づくきっかけを得た方も沢山おられたのではないかと思います。

「大阪府・新型コロナウイルス助け合い基金」には、組合員のみなさまから１１６７万円の募金が寄せられ、大阪府より感謝状をいただきました。また「７月豪雨災害支援募金」では、１８００万円を超える募金を託され、日本生協連を通じて被災者や被災地への義援金・活動の支援金として送金させていただきました。心より感謝申し上げます。

感染防止対策のため、不自由な中で迎える新年は、例年の華やかさに及ばず、「正月気分になれない」と感じられた方もおられたのではないでしょうか。困難な時ではありますが、アフターコロナを見据え、いずみ市民生協は、今年も、持続可能な社会のために、食の安全はもとより、環境、平和、子育て支援、食育、高齢者の福祉や、健康づくり活動、減災など、SDGsの取り組み方針にそった活動をすすめ、安心してくらすことのできる地域社会づくりに積極的に関わってまいりたいと思います。

「くらしに笑顔」をお届けし、くらしへのお役立ちを一層高めることができるよう、宅配事業・店舗事業・サービス事業・高齢者福祉事業のさらなる成長と健全経営に引き続きとりくんでまいります。
この一年が、みなさまにとって実り多い飛躍の年になりますようお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

2021年元旦