おいしいくらし

レシピ

大口れんこんと鮭の混ぜごはん

大口れんこんと鮭の混ぜごはん

大口れんこんと鮭の混ぜごはん

材料2人分
食塩相当量0.9g/350kcal(1人前あたり)
 ・ごはん    お茶碗2杯分
 ・れんこん   60g
 ・甘塩鮭    40g
 ・白ごま    小さじ1
 ・三つ葉    2本
 ・サラダ油   小さじ1
 ・バター    5g
 ・A みりん  小さじ1
    濃口醤油 小さじ1

作り方

①れんこんは皮をむいて1㎝角に切り、水にさらしたあと水気を取る。

no34_recipe_02.png②サラダ油をひいたフライパンで鮭を焼き、取り出して身をほぐしておく。

no34_recipe_03.png③フライパンにバターを溶かし①を入れて炒め、Aを加えて味をつける。

no34_recipe_04.png④ボウルにごはんを入れ、②③白ごまを加えて混ぜる。器に盛り、刻んだ三つ葉をのせる。

「適塩ごはん」でずっと元気

冬場は塩分のとりすぎに注意

 冬場は、暑い時期と比べて食欲が増すうえ、みそやしょうゆなどを使った温かな汁物・鍋物が多くなり塩分摂取量が増えがちです。健康な日本人の成人が目標とすべき1日の塩分摂取量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満。塩分の過剰摂取は、むくみや高血圧症、合併症にもつながるため、毎日の食事の「適塩」を心がけましょう。

塩分を控えめでも料理をおいしく

 塩分量を減らすと食事がおいしくなくなると思われがちですが、必ずしもそうではありません。
①鮮度のよい食材を使う
②酸味やうま味をきかせる
③焼いた香ばしさや食感などで五感を刺激する
④味を表面に集中させる

など食材や調理法を工夫することで、塩分を控えた料理でもおいしくすることができます。

no34_recipe_09.png

Profile

料理研究家・管理栄養士 杉山文先生

相愛大学人間発達学部発達栄養学科
准教授/大阪府立大学大学院修士課程卒
管理栄養士養成校で調理学、調理学実習を担当する。研究テーマは「減塩調理法」。ヘルシー・減塩・バランスのいい食事などをテーマに、講演や企業のレシピ開発、テレビ出演、雑誌の料理・コメント等を担当する。
著書:「おいしい料理のサイエンス」化学同人

産地から届いた旬の味

大口だいこん 五感を刺激する大地のめぐみ

栄養たっぷりの地下水が育んだ、甘みと食感

 新潟県中央部、中ノ島の大口地区。この地域の地下水は窒素分が多く米作りにはやや過栄養であることから、れんこん栽培が推奨され、今では県を代表するれんこんの産地になりました。
 れんこんの収穫は大仕事。腰まで水に浸かった状態で、傷つけないよう折らないよう、1本ずつ丁寧に取り出します。こうして収穫した大口れんこんは、肉厚でシャキシャキ。加熱しても変色しにくい白い肌が特長です。さっと茹でるだけでえぐみが消えクセのない味わいになるので、どんな味付けにもよく合います。スライスして和え物やサラダにしたり、角切りにして混ぜごはんやハンバーグのタネに入れたり、シャキシャキ食感をいろいろな料理でお楽しみください。

TOP