おいしいくらし

季節のレシピ

毎日のごはんに牛乳(ミルク)料理をプラス

料理家・管理栄養士 小山浩子先生の牛乳レシピ

牛乳には、お子さんの成長、高齢者の健康維持に必要な栄養がバランスよく含まれています。また、牛乳のうま味成分によって食材のうま味が増し、コクが出るので、食塩が少なくてすみ、「おいしく減塩」することができます。

no26_recipe_02.png生協牛乳

no26_recipe_01.png乳牛から搾った新鮮な生乳を殺菌し、そのままパックした「成分無調整牛乳」。40年以上愛され続けるロングセラー商品です。コープの宅配・お店で取り扱っています。

かぼちゃのミルクそぼろ煮
牛乳に少量のめんつゆを加えて煮るだけ。乳脂肪でかぼちゃのビタミンA吸収率もアップ。

no26_recipe_03.jpg材料(2人分)
かぼちゃ      200g
鶏もも挽き肉    75g
牛乳        1カップ
めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1

★4人分で牛乳量は300ml程度になります。倍量以上作るときの牛乳量は、ひたひたを目安に。

作り方
①かぼちゃは種とわたを除き、2cm角に切る。
②鍋に材料をすべて加え、箸で挽き肉をそぼろ状にほぐしておく。
③大きめに切ったクッキングシートで落とし蓋をし、焦げないように時々底をまぜながら強火で加熱する。沸々と煮立てながら加熱し、煮汁が透き通ったタイミングで中火にしてかぼちゃがやわらかくなるまで煮る。
④クッキングシートを外し、強火にして水分をとばす。
★火加減が決め手!お料理の動画も参考に

秋鮭のミルク塩麹漬け
牛乳と塩麴に漬け込むことで鮭のうま味がアップ。しょうゆいらずで減塩に。

no26_recipe_04.jpg材料(2人分)
秋鮭  2切れ
A
 塩麹 小さじ2
 牛乳 小さじ2

作り方
①チャック付きポリ袋にAを合わせておく。表面の水気をふきとった鮭を加え、冷蔵庫で一晩漬け込む。
②①を魚焼きグリルで焦げ目がつくまで焼く。
★塩麹を味噌や酒かすにしてもGood 魚は鰤もおすすめです。

きのこと油揚げのミルク味噌汁
牛乳のコクとうま味が加わることで、味噌は通常の約半分の量でOK!

no26_recipe_05.jpg材料(2人分)
かつおだし汁 1と1/2カップ
しめじ    60g
エリンギ   1本
油揚げ    1/2枚
A
 味噌 大さじ1
 牛乳 大さじ1

作り方
①①しめじはほぐし、エリンギは短冊に切る。
②油揚げは表面をトースターで焼き、短冊に切る。
③鍋にだしを沸かし、しめじとエリンギを加えて煮る。火を止め、合わせておいたAを加え、器に盛り、油揚げを浮かべる。

今日もおいしくできました

料理家・管理栄養士 小山浩子(こやまひろこ)料理家・管理栄養士 小山浩子(こやまひろこ)
料理教室の講師やコーディネート、メニュー開発、栄養コラム執筆、NHKをはじめ健康番組出演等幅広く活動。著書多数。健康と作りやすさに配慮したオリジナルレシピにファンも多い。メディアで話題の「乳和食」の開発者でもある。

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